大学で学ぶこと
これを学長の顔を見ながら聴けた新入生は幸せものだと思います。
大学がどういう場所か。
何を学ぶところなのか。
何のために行くのか。
僕は、あまり深く考えていませんでした。
仕事をして、少し離れて、
諏訪学長の言葉を見ると、納得できることばかりです。
自分は大学生のとき、価値を分かっていなかったのかもしれません。
この勉強は役に立たないんじゃないか。 とか
勉強するよりも、アルバイトでもインターンでも、働いて経験を積んだ方がいいんじゃないか とか
大卒であれば損はしないんじゃないか とか
先を見ていたつもりだったのかもしれません。
大学生に戻りたいとは思いませんが、
諏訪学長が仰るようなことが納得できていたら、
少し、変わっていたかもしれません。
変わっていないかもしれません。
でも、いま、学長の文章を読めたことで、自分にとってプラスになりました。
下に、一部引用させていただきます。全文も是非。
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一体何の役に立つのか分からなくても、
大学においてはまだだれも知らない価値を探究する自由が与えられています。
「普通はそんなことはしない」ことを疑うとき、
私たちは「自由」への探究を始めるのです。それが大学の自由。
私という小さな存在が、
いったいそのような広大な社会とどのように関われるだろうか?
と思わず立ち止まってしまうかも知れません。
しかし、社会は私たちひとりひとりのこの小さな現実と無関係に、どこか別の場所にあるのではありません。
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