早雲の軍配者
「 優しさは、己の心の弱さの現れではないし、生まれ持った性格でもない。」
迷ったときにどうすればいいか
力のある人は
誰かの力になれる人は
どんな人物か
気づくところが多い本でした
早雲庵宗瑞(そううんあんそうずい)は意思の力で優しさを手に入れた
若い頃から塗炭の苦しみを味わい
厳しい禅の修行を経て
辿り着いた境地
後の北条早雲
『 戦は生き物。
生き物は時に思いもよらぬ動きをする。
書物では学べぬこともある。自分がすることが全て裏目裏目に出ることもある。
そのような時は坐って心を空にするのだ。』
『 誰に頼ることもできず、誰も助けてくれぬ時は坐るのだ。
そうすれば自分自身の声がお前を救ってくれる。』
『 自分の声が聞こえなかったら、観念して死ぬしかなかろう。』
自分自身の声
いつも自分を見つめていて
自分のできることとできないことを熟知して
自分向き合ったときに聞こえるものでしょうか
日課に加えよう
ただ坐ること