To the boundless heart , Than a limited thing

〜 限りあるものより、限りない心へ 〜

「目標」の力

 

目標    宮澤 章二

 

 

力強く歩いて行きたいと思った

くたびれて 

疲れ果てて

自分に負けそうになりながら

幾たびも幾たびも思い直して

もっと力強く進みたいと願った

 


そして

新しい年が来ると

その新しい年が笑いかけてくれた

汚れていない新鮮な風と光が

いつでも向こうから声をかけてくれた

 


きみ

目標はきみが選んだんだよ

だから

たとえ 君が目をつむっても

その目標は決して消えないのだよ

 


自分で選んだ

ひとつの大きな目標が

むこうから

私たちを救ってくれるのだ

 

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この目標を達成できたら自分はこうなっている

 

目標かあるから頑張れる

 

自分が決めたことのために頑張る

 

 

すっとこう思ってきました

間違っているとは思いません

 

 

でも。

 

自分が近づいていくだけじゃなく

 

目標の方から、

自分がたどり着きたい向こう側から

自分を救ってくれる

 

 

これは新しい発見でした

 

 

一気に読み切れません

 

ゆっくりゆっくり

 

一言一言噛み締めながら

 

読み進めていこうと思います。

 

「心は見えないけれど、心遣いは見える」

ってCMがちょっと前にありました。

この詩も含まれています。

 

少ない言葉で

こんなにたくさんのことが言えるのかと驚きました。

日本語って

難しい反面、

 

すごい言語だなぁと思います。

 

行為の意味―青春前期のきみたちに