To the boundless heart , Than a limited thing

〜 限りあるものより、限りない心へ 〜

師走の晦日 雑感

ちょっと人と違ったことをしてみた1年であった。

 

未知の選択だったからこその、気づけたことが多い。

 

 

 

楽しさ、充実感なんてモノは受け取る感情じゃなくて、見つけるもの。

 

倹約することに意味は無くて、倹約した中で気づくことが遥かに尊い。

 

 

言葉を発するよりも、行動してみることが大切で

 

人に認められる目標よりも、自分で定めた目標に向かう方が遥かに難しい。

 

 

ただやってみるより、やってみて感じることの方が尊い。

 

知っているよりも、使えることの方が大切で

 

持っているモノよりも、できることの方が力になる。

 

新しく買ったり見つけるよりも、

既存のモノを磨くことも方が遥かに綺麗なモノが出来て

 

磨いた後の、自分ができることでしか、役に立たない。

 

自分で出来ることは本当に少ないがそれでも、

 

健康でさえあれば、生きていくには十分。

 

 

 

わざわざ逸れなくても、気づけたことである。

それに気づけなかったのは、働きだしてから自分が

いろんな瞬間を、いろんなモノを、たくさんの人を

粗末にしてきたんだろう。

 

知識と知恵は変わらないのに、ごまかす話術が上手くなって

自律も自立もできていないのに、手の抜き方だけ上手くなって

 

自分は何も生み出せないのに、お金の使い方だけ詳しくなって

自分の不足分を、自分以外のモノやお金や人で補うことに慣れた。

 

 

当たり前を当たり前として受け取ることに慣れて、

「ありがとう」と「お陰さま」を言わなくなった。

 

足下に気を配らず、上ばかり見て歩いたように思う。

 

 

来年は、できることを増やそう。

決して粗末にせず、礼を尽くそう。

ごく普通の1日を、一生懸命磨こう。

 

 

限りあるものより、限りない心へ