To the boundless heart , Than a limited thing

〜 限りあるものより、限りない心へ 〜

2014-01-01から1年間の記事一覧

誰に向けて何を書くか

>いかにして何を書くか。 ある著者ばかり追いかけていると、他の著者と同じタイトルの本に当たることがある。 「〜私感」「文章読本」「自伝」 小説であろうがエッセイであろうが、著者は自分の心に訴えてきたものを送り出している。だから読み手は、著者の…

「獣の奏者」

よみがなは濁る。「そうじゃ」と読む。人 に対してではなく、大いなる存在に向けて音 を奏でるとき、そう発音するのだと祖父から 聞いた。この説の真偽は分からない。だが、 きっと正しかったのだろうと本を読んで思う。 この本がいつ手元に来たのか覚えてい…

How to read BOOKS

本の読み方、読書術、速読術、、、もう読書のための読書本で棚1つ作れるんじゃ無いかと思う。かく言う自分も、そんなタイトルの本をちょっとは見た。細かな違いは著者によって当然あるけど、今日、それらを短くまとめて網羅してるような気がする、自分に合…

自然の神秘さに畏敬を持つ心

「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。 この本の著者、一人の海洋生物学者は、こう信じていました。 一歳半の甥っ子と一緒に月が沈むまで夜中じゅう空を眺めたり 真夜中の浜辺に出て波の音を聞いたり 雨の日の森へ出かけて…

「世界」が広がる楽しさ

世界は大きい。 世界は広い。 言われなくても知ってる。 でも世界は、 自分の大切な人が、どこかへ行っても、 たとえ亡くなってしまっても、 本当にびくともしない。 世界は、強い。 でも、この世界は何だろうと考えてみると 自分の知っていることだったり認…

新年の挨拶

一ヶ月の最初の日を「ついたち」と呼んで、漢字では「朔日」と書きます。 一ヶ月の最後の日を「みそか」と呼んで、漢字では「晦日」と書きます。 睦月から半年経った、水無月の晦日は特別に夏越の大祓(なごしのおおはらい)と呼んで、 今まで半年の恵みに感…

師走の晦日 雑感

ちょっと人と違ったことをしてみた1年であった。 未知の選択だったからこその、気づけたことが多い。 楽しさ、充実感なんてモノは受け取る感情じゃなくて、見つけるもの。 倹約することに意味は無くて、倹約した中で気づくことが遥かに尊い。 言葉を発する…